ちょっと改宗した話

最近はボディメイクのおかげか 初対面の人も含めて容姿を褒められる機会が増えた

今までの容姿と比較してのお世辞の人もいるかもしれないけど「綺麗ですね」とか「ヤマダさんのような綺麗な方」とか「芸能人顔ですね」とか

 

祖母は昔から「別嬪さんよ」と言ってくれていたが 彼女は丸々と太った孫を「幼児体型なだけよ」とポジ変するタイプなので この分野においては信用できないのだ

とはいえ もともと自分の顔はそこまで嫌いじゃない 眼は好き

やや団子っぽい鼻が嫌だったり ニキビ面からのニキビ跡だったり 太るとすぐパンパンなど嫌な部分も当然たくさんあるので それなりのつもりで受け入れている

それなりのつもりで受け入れているかたわら 容姿や女性であるということで得をしたり ことがうまく運ぶ というのは大嫌いなので "自分の力でやったんだ"と あくまで自分が思えるくらいの努力はするスタンスを多分小学3年生くらいからとるようになった

小学生の時 めちゃデブ×ブス×転校生だったので 勉強か運動か何かはできないと誰とも仲良くなれない という幼い人特有の危機感を 痩せる以外の選択肢で解決しようとしていたことが始まりかもしれない

 

 

で 28歳になって2ヶ月ちょっと… 人と話したり 自分のジム通いを振り返ってみて (持ってるもんは なんでも活かしたらいいんじゃないか)  と多くの人があちこちで言っている よくある言葉をなぜか素直に受け入れることができた

改宗した瞬間である (於 仕事帰りのマンション裏口)

 

わたし 0秒思考はできないし ロジカルなシンキングもできなくて 頭が特別いいわけではない オリンピックに出たりできるくらい運動が特別できるわけでもない 会社で売り上げが一番なわけでもない ちょっと褒められる顔以外なんも持ってないじゃん と気が付いた

今まで頑なに受け入れられなかった考えを受け入れられたのは ちょっと早めに訪れた中年の危機かもしれない 成長かもしれない あるいはただの消去法でなんとなく納得しているだけかもしれない

 

いずれにせよ とりあえず一部の人にはウケる容姿で得をしちゃえ!と思えた

でも同時に 容姿で生きていける仕事をしているわけでも したいわけでもないから ちゃんと自分で納得できるくらいの中身を持つ努力をしようと思った(容姿もまだまだ努力の余地はある)

 

今日 怒り顔な真顔に少し気を付けてみたら いつものスーパーのおじさんがレジ打ちしながら 笑顔で「あ!このシャインマスカット すごく美味しかったですよ〜!」と話しかけてきた

 

(さっそく! ) と思ったけど 値引いてはくれなかったので 中身も容姿もまだまだ頑張るぞ〜!

 

 

◆追伸

各位 ブスのくせに調子に乗ってたら 止めてください