初めて弁護士さんにお世話になった(依頼後の話)

30歳目前にして、弁護士さんに着手金を支払い問題解決を依頼するというライフイベントが発生した。

依頼までの経緯はこちら。

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受任通知を送る

物件の契約者である私に代わり、管理会社からの連絡は弁護士さんへするように、私(および親族)への直接の連絡はしないように、受任通知文書を送っていただいた。

これ以降、話が通じない・保留が長い・折り返してこないの3拍子がそろった管理会社と直接やりとりをしなくていい、という安心感・ストレスフリー感がすごかった。

 

 

通知書を送る

こちらの主張、管理会社のおかしい点をまとめた文書を弁護士さんに作っていただき、管理会社とオーナーへ送付した。カッコ良い言葉遣いが散りばめられた文書で、勉強になった。

 

弁護士から通知書が送られてきたら普通の人間は驚くもので、おそらく受け取ってすぐにオーナーから弁護士さんへ連絡があった。

直接会って話をしたい、ということだった。あまりに弱々しい高齢者が出てきたら弱気になってしまう自分がいるかもしれない、という不安があったが弁護士さんがカバーしてくれる、管理会社を絡ませず進める方がスムーズということから、対面することを決めた。

 

弁護士さん同席のもとオーナーと交渉

交渉日以前にオーナーとやりとりしていた弁護士さんから、オーナーの管理会社に対する愚痴を聞くことになりそうと言われていたので、愚痴聞きタイムがあることを想定して、以下3点のこちらの主張を通す予定で臨んだ。

  • お風呂のクリーニング費用を負担して(¥15,000程度)
  • 鍵を交換して
  • 犬以外のペット(猫)を許可して

弁護士さんへの連絡が仕事等で滞っていたので、少し早めに行き軽く打ち合わせをして、オーナーを待つ。やや時間に遅れて到着したオーナーは、粘着そうでも、ややこしそうでもない普通のおばさんだった。

開口一番は管理会社の愚痴だったと思うが、時系列や対象物がよくわからない。そこを弁護士さんがうまくまとめて、こちらの主張の話に繋げるので、話術…!となった。

オーナーの話を覚えている範囲でまとめると以下だった。

  • 10月10日に勝手にハンコを押された賃貸契約書のコピーを受け取った(自署もしていない)
  • 残置物が管理会社に勝手に処分された(一部残っていたものもあったが)
  • 鍵がある日以降使えなくなったので、交換した方が良いか管理会社に確認したが大丈夫と言われた
  • 管理会社にペットは小型犬しかダメ、と言っていた
  • 入居申し込みの時に、入居者の情報がもらえなかった
  • 庭の剪定は今後も毎年6月にオーナー負担で実施する
  • 庭にはフキノトウがある
  • お風呂は磁化水という温泉と同じ効果のある水
  • 2月に外壁塗り替える
  • ベイスターズファン(アンチ巨人
  • 管理会社を変えたい

管理会社からは、一切聞いていない又は誤った情報を伝えられていたことがわかった。フキノトウの話まで出るようなとっ散らかりようだったが、弁護士さんがまとめてくれて、以下で決着した。

  • クリーニング代は、オーナー負担(実費請求)
  • ペットについて、管理会社を挟まず合意書を双方納得の形で作成して、許可

鍵については、オーナーもよくわからないようだったので、弁護士さんが管理会社を詰める方向で対応は継続している。"管理会社を変えたい"は住人として賛成の意思を伝えておいた。

ちなみに、通知書に対しての管理会社のリアクションは、交渉の2-3日前にあったそうだが埒が明かなかったようで、すでにオーナーとの直接交渉も決まっていたので参加させない方向で弁護士さんが調整してくれた。英断。

 

弁護士事務所からの帰り道、弁護士さんが時間を多少ずらしてくれたのだが、オーナーは私を待っていたようで道で合流してオーナーと話しながら駅へ向かった。庭に果樹があったが枯れてしまった話、会うまでは2年契約満了したら出て行ってもらおうと思っていた話、などを聞いた。あとどのくらい住むかわからないが、庭もあって気に入っていることを伝えた。オーナーが、管理会社挟まずに直接やりとりしましょう、というので、確かにその方がスムーズだなと思い、笑顔で別れた。

 

管理会社ってなんなんでしょうね。