カレードリア、ハッシュドオムライス、カツカレー、このあたりのメニューは本来1つで十分メインを張れるメニュー2つが1つのメニューになってしまったコスパの悪い「2つで1つメニュー」。
当然カツやらハッシュドビーフやらどちらかのパーツの力を抜きたくなるし、わたしは抜いている。
しかし、どちらのパーツも丁寧に作ったら普通に美味しい2つで1つメニューが、すんごく美味しくなってしまうのではないか、ということで姉と焼きそばパンを丁寧に作ってみた。
まずはコッペパン。発酵を電子レンジで計1分程度でおこない、レシピ曰く捏ねない(押し混ぜ、はする)ふわもちコッペパンだ。
このあたりのきちんと量らないとまずいレシピは姉に任せる。正直捏ねてた。
その横で、焼きそば用の中華麺を作り始める。
これはラーメンの時と同じレシピをほぼレシピ通りの分量で作った。
なかなかひとつにまとまらないなぁ、と困っている横で姉がパン生地をどんどんパンに近づけていく。
発酵の感じから、恐ろしく膨らむのではないかとヒヨってしまい6等分にした。姉がスケールで量っていて驚いた。
形を整えて、220度のオーブンで10分焼く。
2度の20分寝をした中華麺の生地を麺にしていく。前回太麺になったのでカットは姉に任せた。
蒸し器がないので、一番大きい鍋こと中華鍋で蒸せるように工夫して12分蒸しあげた中華麺。蒸すとやはり太くなるが、黄色くなって一気に中華麺度が上がったのでセーフ。
パンはすでに焼き上がっているので、切れ目を入れて待機。
焼きそばも丁寧なレシピで作る。粗みじんの豚コマ、キャベツ、にんじんのベーシックな具材たちに揚げ玉を加え、ラードで炒めたら、祭りの屋台とか駄菓子の焼きそばの面影が少しあってよかった。ソースも醤油とウスターソースを割って、丁寧に作る。
丁寧に殻を割らないと黄身が崩れてしまうウズラの卵の目玉焼きと、青のり、みじん切りの紅生姜、マヨネーズをいい感じに盛り付けて、丁寧な焼きそばパンの完成。
お天気が良かったので、街のパン屋さんの焼きそばパンのごとく、ラップでピチピチに包んで川へ向かった。
合成写真のような焼きそばパンの写真が撮れたし、焼きそばパンは美味しかったし、天気も良くて良い休日だった。
細麺を作れるようになりたい…
●追記(8月28日)
振り返ってみるとそのほとんどを作った姉目線の写真と文章はこちら