妊娠中の記録(6月)

6月1日(火)

11月出産の方の分娩予約開始とのことで、早起きして朝一番で予約。部屋も予約するもんだと勘違いして、前日の夜に麻酔をした場合・しなかった場合で、出産育児一時金から飛び出る分を計算して、「少し良いこの部屋にするなら麻酔は我慢するわ!」と求められてもいない宣言を夫にした。実際10万円のために耐えられるものなのだろうか…。そして、出産"育児"一時金という名前のくせに出産で全部なくなるの解せない。(沖縄、熊本、鳥取なら出産費用引いてもわずかに残るみたい。あくまで平均だけど。)

そろそろ胎動を感じる頃、とアプリが言ってくるのだが初体験ゆえにどんなものが胎動か全然わからなくて、【胎動 わからん】でググった。胎動だと思ったら腸が動いていた、と記載があって、お腹がボコっとなるくらいやってもらわないとわからない気がした。

6月14日(月)

誕生日。有休を取得したが、シャンプーの詰め替えやら洗濯やら普通の日。世で言う夫婦2人で迎えるのは最後の誕生日だが、夫は忘れているのか「おめでとう」の一言もないまま「丸亀行きたい」×2など普通のことしか言ってこない。パン屋さんへお散歩がてら行って、ひとりパンパーティー。夕方くらいに本人曰く逆ギレしながら「なに怒ってんの?」と聞いてくるので、誕生日だと伝えたら本当に忘れていたようだった。彼の誕生日はこれまでにないくらい盛大に祝ってやろうと思う。我ながら性格が悪い。(一応当日ケーキ屋さんを複数巡ってケーキを手に入れ、翌日花束を買ってきてくれた。)

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6月15日(火)

夫が珍しく早く布団に入っていたので、「胎動わかるかもね〜」と片手お腹、片手YouTube状態にして一緒に寝転がる。最初は「分からない」と言っていたが、「呼吸止めて!」と言われて止めたところで、空気の読める子がなかなか大きく動いてくれたので、2人して「おおおー!」と大きな声をあげてしまったけど、胎動分かったようだった。よかった。

6月18日(金)

久しぶりの健診。4Dスクリーニングをお願いしていたので、子を立体的かつ動画で映してもらう。タイミング悪く寝ていたので、あまり動かない。ただ、手が顔の前にあったりしてなかなかに可愛い。ちなみに、おそらく女の子とのこと。

その後、通常の妊婦健診で「子の体重は312グラムで順調だよ。何か気になることある?」と言われたので良いリズムだと思い「私の体重ですかね〜」と回答。「もう自分には肉をつけないつもりでいこうか」と言われる。結婚式前のボディメイク当時の食事に戻していくか…。

晩ごはんは最後の暴食でピザにした。

6月22日(火)

月曜日の夕方に東京オリンピックの観客1万人までオッケー(ただし、呼び集める学生と関係者は別枠)が決まった。開催することいつのまに決まったんだろう、と思いながら本当に開催されたら、子が生まれたあとに名古屋からヘルプに来てもらおうと思っている母に来てもらえない気がしてきた。秋には落ち着いてるかな、と思っていたわたしの読みが甘いかもしれないが、オリンピックをやる人らの方が読みが甘いのではないか。色々我慢させられた挙句、病院への夫の付き添いが禁じられた妊婦健診を経て、ヘルプなしの新生児との生活になるのか…。不安だ。

6月28日(月)

「子が生まれたら突然家に3人で突撃して驚かせる!」と言っていた夫が生まれてすぐ知れないのはかわいそうな気がしてきた、などの理由により改心して、義両親に妊娠を報告した。2人ともとても喜んでくれて、体調も気遣ってくれて、明るい話題が提供できて良かったな、と思った。義父は阪神ファン英才教育を始めるために、「甲子園に連れてくで〜!」と言っていたが、先にハマスタに連れて行っておこうと思う。