何で読んだのかはすっかり忘れてしまったが、毎朝ぬか床を混ぜるのが筆者or主人公の仕事で夏はひんやりしたぬかを触るのが好きだった、のような文章を読んでからちゃんとしたマイぬか床を持ちたいなぁと思っていたので、作ってみることにした。
(無印の冷蔵庫でオッケーぬか床も以前やったが、冷蔵庫が小さくてさよならしてしまった。)
容器は塩壺探しの時に見つけた常滑焼のお店で手配。予約販売じゃなくなったタイミングでポチったけど、売り切れになってしまったのか6月中旬頃発送と言われ待つこと1ヶ月。
誕生日プレゼントみたいなタイミングで届いたので完璧だ。今回も手書きのメッセージがついていて嬉しい。
伯母からもらった生ぬか、塩、鰹節、にぼし、干し椎茸、唐辛子(1本しかなかったので輪切りで分量調整)、昆布、ブリタでなにかを除去した水を準備して、いざ仕込み!
昆布は色々売っていたが、出汁として大事そうだと思ったので、「一等品」と謳っているものにした。
ぬかに水を複数回分けて加えて混ぜる。なるほど、こういう感じが「糠に釘」か、と体感しながら混ぜる。
水を全量入れたらすっかりねっちょりしてきたので、釘を立てられそうにはなった。
昆布と煮干し以外を入れる。
捨て漬け野菜を入れて、表面をならす。
昆布と煮干しをずぶずぶ突き刺して、空気を抜いて、仕込みは完了。昆布は大きくてかたいので、刺すのがなかなか大変だった。
ここから20日間、初めの頃は1日に2回ぬか床を混ぜる、途中から1日に1回ぬか床を混ぜる、途中で捨て漬け野菜をいれかえるを繰り返す。
4日目あたりで混ぜた手からもう十分いい匂いがしたが、まだまだ我慢。
20日後、ついにマイぬか床が完成した。夫に車を走らせてもらいスーパーへ行った。早速漬物代表とも言えるナス、キュウリ、ダイコンを漬けるぜ!
翌朝の漬かった野菜たち。ナスは常温ぬか床でも1日と書かれているレシピが多かったが、食べてみたくて仕方なかったので1本だけ掘り出した。
朝ごはん、ぬか漬けがあると思ったらテンションが上がっておかずを用意しすぎた。
あー!ナス以外は良い漬かり具合!(ナスも夜には美味しく漬かってた)
夜用にニンジンも加えてまたぬか床へ野菜を仕込む。アボカドやらゆで卵やらの変わり種もやってみたい、来年の旬のタイミングで実山椒をゲットして味変したい、やりたいことたくさんで塩分過多になりそうだけど、ぬか床ライフ楽し〜!